悪徳業者に騙されないためにはどうすればいいのか
悪徳業者に騙されないためにはどうすればいいのか
訪問業者などの武器は巧みな話術
訪問販売や電話営業でリフォームを勧める業者がいます。
彼らの武器は、巧みな話術です。
典型的なのが「脅し話法」といわれるもので、昔からよく使われます。
その内存は、時代や社会情勢とともに変わってきていますが、要は消費者に恐怖感を与え、リフォームの契約を結ばせようとするものです。
25~30年ほど前は、塗装を中心に
「外の木部が腐り始めている」
「モルタルの屯裂から水が入り土台がダメになっている」
などが常套句でした。
15~25年ほど前は、築10年を過ぎたくらいの家を対象に
「コロにあるの塗装の寿命がきている」
「雨が降って、屋根の下地材が全部ダメになる」
など、屋根に関するものが目立ちました。
阪神大震災が起きた10年ほど前からは、
「壁のヒビ割れから入った雨水で、土台が腐っている」
「基礎に亀裂があり、地震がくると家が倒れる」
など、地震を材料にした営業トークが多くなっています。
「脅し話法」のほかにも、「点検話法」や「サービス話法」などいろいろなテクニックがあります。
しかし、そもそもリフォームは建物の構造や設備に関わるものが多く、建築や設備について、かなりの経験を積んだ建築上や施工業者でないと、正確な判断はできないものです。
それなのに、なぜかこうした営業マンの口車に簡単に乗ってしまう消費者が少なくありません。
知識不足のリフォームでさらに悪化
実際は、リフォームは新築よりむしろ難しいものです。
たとえば、モルタルの外壁にヒビ割れ(クラック)があり、雨水がしみこんでいるような場合、クラック部分を少しカットして壁の内側の状況を診なければ対処法は決められません。
もし、壁の中の柱まで黒くなっていたら、土台に接した外壁もはがし、柱と土台の接合部を確認する必要があります。
さらに、壁全体にクラックが入っている場合は、建物の構造上の問題か、地盤が軟弱なのかを見極めなければなりません。
とにかく契約さえとれればよいと考える営業マンだと、こうした手順を省き、単純に外からヒビ割れを見ているだけ。
マニュアルどおりの算出法で、外壁塗装の見積もりを出してしまったりするのです。
その後、職人が下見をしたところ、モルタルに亀裂が多く、部分的にはく離が起こっていたらどうなるでしょう。
予算はいくらと決められていて、工期にも余裕がなければ、はく離の補修をしないまま、表面だけきれいにしてしまうでしょう。
原因から直さないまま塗装すれば、重大な問題がむしろ隠されてしまい、結果的に住宅の寿命を縮めてしまうのです。
これでは、何のためにリフォームしたのか分かりません。
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